パラオダイビングツアー2025 ・サメパラダイス ★PART 1

MS YUKI TADA

■パラオ の海は サメパラダイス!
日程:2025年12月3日~11日
天候:曇り、晴れ
気温:31℃
水温:29℃
投稿者:MS TADA YUKI

今回のパラオは、三度目の訪問となる7日間のダイビングでした。
何度も潜ってきたはずの海なのに、海に入った瞬間から胸の奥がざわめき、
最後まで「こんな世界が本当にあるのか」と心を揺さぶられ続けました。
「サメパラダイス」を全身で受け取った旅でした。

流れの強いブルーコーナー。カレントフックをかけ、呼吸を整えながら
ドロップオフの深い青を見渡すと、そこには別世界が広がっていました。
無数のアカモンガラが花びらのように舞う中を、オグロメジロザメが悠然と泳いでいく。
その姿には、怖さよりも先に、圧倒的な美しさと気高さがありました。
海の王者とはこういう存在なのだ、とただ黙って見守るしかありません。

フックを外して進むと、メアジやブラックフィンバラクーダの大群が、
まるで海そのものがうねるかのように、目の前を埋め尽くしました。
動画を撮ろうと近づいた瞬間、ブラックフィンバラクーダの大きな目、
太く長い体の迫力に息をのみ、思わず声にならない感嘆がこぼれました。

そこへ静かに現れたナポレオンが、こちらを一瞥するように横切っていく。
クロヒラアジの群れが銀色の光を散らし、サンゴを一心に食べるタイマイが
穏やかに時を刻む。
次々と現れる命の重なりに、心が追いつかないほどでした。

ウーロンチャネルでは、初めて上潮でのドリフトダイビングを体験しました。
これまで見てきた景色とまるで違い、流れに耐えながら観察したのは、
何匹ものオグロメジロザメ、そして砂地に静かに佇むホワイトチップ。
緊張の時間のあと、ふっと流れが優しくなった瞬間、体が海に抱かれるように
ほどけていきました。

永遠に続いてほしいと思うほど心地よいドリフトの先にたどり着いた終着点は、
水深3メートルの白砂と枝サンゴの世界。燦々と差し込む太陽の光の中で、
水色に輝くデバスズメダイが出迎えてくれたあの光景は、今も胸の奥に、
あたたかい灯のように残っています。

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